-
クロマトグラフィー
-
クロマトグラフ
-
クロマトグラム
-
固定相
- クロマトグラフィーの場合、移動する側(移動相)に対して、カラムの中に保持されたす側、すなわち固定されている側を固定相という
固定相はカラムの内部にあります
-
移動相
- クロマトグラフィーの場合、固定されている側(固定相)に対して、気体、液体、超臨界流体などすなわち移動している側を移動相という
-
ガスクロマトグラフィー
-
GC
- ガスクロマトグラフィー(Gas Chromatography)の略語
-
ガスクロマトグラフ
-
ガスクロ
-
カラム
- 気化した成分を分離するセクション
長細い管に、充填剤が充填されていたり、内壁に液相が塗られていたりします
-
検出器
- カラムで分離された成分を検出するセクション
検出器は、サンプルの各成分を検知して信号をデータ処理部へ送信します
LDetek社のPED検出器の詳細は、サポートメニューより「GC分析の基礎」を確認ください
-
ピーク
- ガスクロマトグラムにおいての山のような形をピークと呼ぶ
ガスクロマトグラムにおいて、横軸はサンプル注入開始からの経過時間、縦軸は信号値を示します
-
保持時間(リテンションタイム)
- サンプル注入開始からピークが頂点に達するまでの時間
-
ベースライン
- ガスクロマトグラムにおいて、ピークが検出されていない水平な部分
-
標準試料
- 定量分析では、量の明らかな標準のサンプル(試料)
対照試料、標準品、標準物質とも呼称される
-
内標準物質
- 定量時にピーク面積や高さの変動を補正するために使用する物質
一般的には、測定したい物質と化学的性質や構造が類似した物質を選択します
-
内標準法
-
重水素体
- 水素の同位体のうち、質量数2のデューテリウム( 2H または D )と質量数3のトリチウム( 3H または T )の総称
-
重水素置換体
-
絶対検量線法
-
外標準法
-
分離能
-
理論段数N
- カラム(物質をより細かく分離する)性能の指標 *実際に存在しない=概念
理論段数が多いほど分離性能が良い
-
理論段数高さ
- カラムの長さを理論段数で割ったもの *実際に存在しない=概念
-
充填剤
-
分離系
- クロマトグラフの分離部すなわち、キャピラリーカラムとパックドカラム
-
ガウス分布
- 確率論や統計学で用いられる正規分布で、平均値の付近に集積するようなデータ分布を表す確率分布
-
テーリング
- ガウス分布において、対象形状が崩れて後ろに尾を引いている形
-
リーディング
- ガウス分布において、対象形状が崩れて前半部分の幅が大きい形
-
定量性
- 物質の状態または変化などを、数字にして分析することが可能か否かを示す性質
-
キャピラリーカラム(気体)
- 中空細管の内壁に、固定相(液相や吸着剤)を塗布または化学結合させたもの
-
パックドカラム
- 充填カラム
硝子やステンレスの管に固定相(吸着剤)を充填したもの、または担体に浸透、塗布したもの
-
気相
-
液相
-
溶出
-
極性
- 1つの分子内における電荷の偏りを差し
ガスクロでは気相、液相の種類により、無極性、微極性、中極性、高極性の4種類をもつ
-
官能基
- 有機化合物特有の性質や反応を特長づける原子団や結合様式
-
無極性
-
微極性
-
高極性
-
コンディショニング
- 新品のカラムを使用前にキャリアガスをを流しながら徐々に高温にして安定化させる工程
-
エージング
-
全量導入法
- パックドカラムや内径0.53 mm以上のキャピラリーカラムに適用される、注入したサンプルのほぼ全量をカラムに導入する分析法
内径0.32mm以下のキャピラリーカラムには使用できない
-
スプリット法
- 全量導入法と同様にサンプル溶液を1μL程注入し、気化したサンプル溶液の大部分を捨てて、1/20~1/200のみカラムへ送る方法
-
スプリットレス注入法
- 注入時にスプリットベントが全て閉じていて、ガスの流れが全てカラムに向かう方法
微量成分の分析に向いており、スプリット法のようにサンプルを捨てないので感度が低下しない
-
検出法
- ガスクロマトグラフの検出方法は、主に熱伝導度検出(TCD)、水素炎イオン化検出(FID)、熱イオン検出(TID)、炎光光度検出(FPD)、電子捕獲検出(ECD)の5種類です。
検出器ごとの違いは、「検出器の種類」を参照ください。
-
燃焼ガス
- 石油、石炭といった燃料を燃焼させ発生した高温の気体
-
メイクアップガス
- 検出器内のサンプルの移動を速め、ピークの広がりを防いだり、カラム流量の増減による検出感度への影響を減少さるために使用するガス
一般的にヘリウムや窒素などが使用される
-
MUG
-
誘電導体化
-
極性基
-
質量分析
- 物質を原子・分子レベルの微細なイオン化し、その質量数と数を測定することで物質の質量を測定する方法
-
MS
-
ガスクロマトグラフィー質量分析
- ガスクロマトグラフで分離させ成分を、質量分析計を用いて測定する方法
-
GC/MS
-
ガスクロマトグラフ質量分析計
- ガスクロマトグラフに質量分析計を合わせた機器
ガスクロマトグラフで分離させた成分をイオン化し、質量分離部で分析対象のみ透過させて検出器で測定する=GC/MS
-
GC-MS
-
イオン化法
- 気化したサンプルに熱電子を付加してイオン化する方法
-
El法
-
CI法
-
全イオン検出
-
TIM
-
スキャン型測定
-
選択イオン検出
-
SIM
-
マススペクトル
- 分析の結果より横軸に質量(m/z 値)、縦軸に検出強度をとしたスペクトル
-
ライブラリーサーチ
- 測定結果を既知の化合物のスペクトルから一致するものを探す
検出方法によっては、既にデータが充実しており有効に活用することができる
-
分離分析
- 任意の物質に含まれる成分を成分ごとに分け、定性、定量分析を行うこと
-
プラズマ発光検出
- プラズマ放電を利用した検出手法であり、キャリアガスと不純物のみをプラズマ放電されたセルに導入し、イオン化の際に発光する光の強度を検出する
※LDetek社のPED検出器について
-
PED
-
米国NIST
-
液体クロマトグラフィー
- 移動相に高圧に加圧した液体を用いることが特長の分析手法
-
LC
- 液体クロマトグラフィー(Liquid chromatography)の略語
-
飛行時間形質量分析計
- 加速させたイオンまたは電子の飛行時間を計測し、サンプルの質量を測定する分析計
-
TOF-MS
-
全イオン電流クロマトグラ六
- 全イオン電流を保持時間に対して描画したクロマトグラム
-
TICC
-
GC/MS/MS
- 1つ目の分離部で特定のイオンを選択し、次のコリジョンセルで不活性ガスと衝突させフラグメンテーションを起こし、生じたフラグメントイオンを2つ目の分離部より検出するガスクロマトグラフ
分離部が2つあるため、化合物を絞ることが可能なガスクロマトグラフ
-
高速液体クロマトグラフィー
- 移動相に高圧に加圧した液体を用いて、常圧下に比べ高圧にすることで短時間に分離できる分析法方法
-
HPLC
-
超高速液体クロマトグラフィー
- 移動相に高圧に加圧した液体を用いて、さらに粒子径2 μm程の微粒子または充填剤を用いたカラム使用し、高速化、高分離化をはかった分析方法
-
UHPLC
-
液体クロマトグラフィー質量分析
- 液体クロマトグラフで分離させ成分を、質量分析計を用いて測定する方法
-
LC/MS
-
イオンクロマトグラフィー
- 液体クロマトグラフフィーの一種
イオンクロマトグラフを用いて、一般的に溶液中のイオン性成分の定性や定量を分析を行う手法
-
IC
-
超臨界流体クロマトグラフィー
- 液体クロマトグラフィーとガスクロマトグラフィーの利点を持ったクロマトグラフィーで移動相として超臨界流体を用いる分析手法
-
SFC
-
薄層クロマトグラフィー
- ガラス、アルミニウム等の板上にシリカゲルなどの吸着剤を薄膜状に固定した薄層プレート用いた分析手法
医薬品の純度試験や合成実験の追跡試験などで使用されることが多い、手軽な分析方法
-
TLC
-
ミセル動電クロマトグラフィー
- 界面活性剤とキャピラリー電気泳動の手法を用いて可溶化現象を融合させた高分離能分析方法
-
MEKC