HygroGen2は、試験チャンバー内に安定した温度と湿度の条件を均一に作り出します。被試験機器(IUT)はチャンバーのドアから挿入するか、チャンバー内に設置します。
被試験機器を直接内部に挿入し、リファレンスと比較することで、性能を校正・監視し、適切な調整を行うことができます。
HygroGen2で使用する相対湿度(RH)校正のリファレンスは、主に次の3つのタイプです。それぞれに長所と短所があるため、「測定の不確かさ」を考慮して使用するリファレンスを決定してください。
- 内部制御プローブ
- 外部プローブ
- 鏡面冷却式露点計
上記機器に付属した温度リファレンス、または追加の外部温度リファレンスを接続しても構いません(例えば、白金測温抵抗体(PRT)など)。
基準器、HygroGen2 および 被試験機器 の温度の測定値の比較(差)を考慮することが重要です。相対湿度 は温度に大きく依存するため、意味のある 測定結果を得るためには温度測定を最適化しなければなりません。