レンジ拡張により、設定温度は -5 ℃、2 %rhまで、99 %rhまで設定可能(10 ℃~45 ℃)です。
HygroGen2 はこれらの設定値を達成することができますが、いくつかの複合条件によっては到達することができません。例えば、-5 ℃と 2 %rhを設定することができますが、HygroGen2はその条件を達成できません。通常、達成可能な最低露点は-35 ℃dp ですが、個々のHygroGen2の性能はチャンバーの負荷とデシカント、周囲温度、装置の状態に依存します。予想される性能については図41を参照してください。
レンジ拡張により、HygroGen2はさらに 0~99.9 %RH(10 ℃以下では最大 90 %RH)の間で設定できます。これはサービス画面のサービスメニューから行います。
このような極端な温度/湿度の条件は、設定値に到達するまでに相応の時間を必要であり、性能を最適化するために機器を個別に調整する必要があることをご承知おきください。環境条件は、低温におけるHygroGen2の性能に影響を与えます。直近でメンテナンスを受けていない機器は、低セットポイントを達成できない可能性があります。低温湿度の運転用に特別に校正されていない機器は、特性評価と調整が必要です。制御PIDパラメータの専門的な調整も必要な場合があります。PIDへのアクセスは、標準操作のためにロックされたサービスメニューを介して行われます。詳細については、販売店へお問い合わせください。