AwEasyプローブは、WP-40サンプルホルダー用に設計されています。
WP-40サンプルホルダーは、2種類の使い捨てサンプルカップ(PS-14:浅型/PS-40:深型)に使用できます。浅型サンプルカップ(PS-14)は深さを調整する治具と一緒に使用します。浅型サンプルカップ(PS-14)は、ロトロニック認定湿度標準器または飽和食塩水を用いたプローブの校正に適しています。一般的に、液体、ペースト、または粉末には浅型サンプルカップを使用します。バルク(大きな塊)の製品には、深型サンプルカップ(PS-40)を使用します。
使い捨てサンプルカップには2つの目的があります:
- プローブとサンプルが同じ温度になるように製品サンプルを保管する
- サンプル間の汚染を防止する
測定を開始する前に、使い捨てサンプルカップに被試験サンプルを入れます。通常、カップの1/3まで充填すれば測定には十分です。プローブを汚さないために、カップは充填線(下記参照)より上に充填しないでください。
ガイドライン #
水分活性の測定は、温度の安定した環境で実施します(これは絶対条件です!)。暖房器具、空調換気口、解放された窓の近くでは行わないで下さい。プローブや製品サンプルが直射日光に曝されないようにして下さい(直射日光により加熱を避けるため)。最高の精度を保つためには、温度が毎分0.01℃(水分活性が0.80awを超える製品の場合は毎分0.0075℃)以上変化しないように注意して下さい。
測定の前に、各サンプルを使い捨てサンプルカップに入れ、蓋を閉じます。サンプルカップはプローブと同じ環境下に場所に置きます。サンプルがプローブと同じ温度(通常は室温)になるまでに十分な時間を取ってください。よくある間違いは、冷蔵庫で一晩保存したサンプルを室温に戻さずに測定したり、高温の製造工程を経たサンプルをそのまま測定することです。室温以外の温度で水分活性を測定したい場合は、プローブと製品サンプルの両方を目的の温度に設定した恒温槽にいれるなどして測定して下さい。
プローブを使用する前に、プローブ下部のシーリングの完全性と清浄性を確認してください。
プローブ、サンプルホルダー、製品サンプルに触れたり、長時間手に持ったりして加温しないように注意して下さい。