2.3.1 HG2-S #
- 電源スイッチ
- USBポート(7)(8)
- タッチスクリーンディスプレイ
- 給水ポート
- デシカントセル
- チャンバードア
- プローブ穴キャップ
- ハンドル
図1:HygroGen2-Sの正面
- サンプルループ入口
- サンプルループ出口
- USBポート (2)
- DVIモニターインターフェイス
- イーサネットソケット
- 銘板
- ファン出口
- 主電源接続差込口
- 電源スイッチ
図2:HygroGen2-Sの背面
A) HygroGen2-Sドア #
HygroGen2-S は、標準でチャンバードアは付属していません。測定器の使用目的、外部リファレンスの使用、被試験機器に応じて、カスタマイズすることができます。上の図 1-⑥は 15 mm 5 ポートバージョン(部品コード:HG2-D-11111)です。その他のオプションは付録を参照してください。
HygroGen2 チャンバードアを取り外して、チャンバーにアクセスします。しっかりとドア掴み、反時計回りにひねります。これが難しい場合は、チャンバーを冷やし、ドアの “O “リングシールの周囲にKrytoxグリスを塗ると動きが滑らかになります。
チャンバードア交換は、ドアのどの位置を掴んでも構いませんが、時計回りに回転させてください。
HygroGen2 を使用する前に、ドアがしっかりと装着されていること、使用していないすべてのプローブポートがブランクキャップまたは適切な代替シールで密閉されていることを確認してください。
B) デシカントセル #
機器はデシカントセルを取り付けた状態で納入されます。デシカントの取り扱いに関する詳細については§8.2を参照してください。
C) 外部サンプル・ループ #
外部サンプリングシステムを使用しない場合(外部サンプルループ操作を参照)、サンプル・ループ・キャップがしっかりと固定されていることを確認します。
D) HC2-S制御プローブ #
HygroGen2 のチャンバー条件は、HC2-S または HC2A-S 相対湿度/温度プローブによってモニタリングおよび制御されます。使用環境や条件、外部基準器を使用しているかどうか係わらず、この制御プローブは定期的な校正が必要です。
制御プローブの着脱手順については、§8.1.1を参照してください。
注意
応答速度を上げるため制御プローブは保護フィルターなしで使用してください。
2.3.2. HygroGen2-XL #
- 電源スイッチ
- USBポート (7)(7)
- タッチスクリーンディスプレイ
- 給水ポート
- デシカントセル
- チャンバードア
- プローブブランクキャップ
- 室内ドアハンドル
図1:HygroGen2-XLの正面
- サンプルループ入口
- サンプルループ出口
③ USBポート (2)
④ DVIモニターインターフェイス
⑤ イーサネットソケット
⑥ 銘板
⑦ ファンインレットとフィルターカバー
⑧ 主電源接続差込口
⑨ 電源スイッチ
図1:HygroGen2-XLの背面
A) HygroGen2-XLドア #
HygroGen2-XLはドア付きで納入されますがカスタム仕様も可能です。本書の作成時点では、標準構成は8 x 30 mmポートだが、19 x 30 mmポートのバージョンもあります。
図5:19 x 30mmポートのHygroGen2-XL
HygroGen2を使用する前に、ドアが固定され、使用していないプローブポートがすべてブランクキャップまたは適切な代替シールで密閉されていることを確認してください。
B) HygroGen2-XLシェルフ #
HygroGen2-XLのチャンバー内部には3つの取り外し可能な棚があり、チャンバーの前面と背面にあるクリップに固定します。
図5:19 x 30mmポートのHygroGen2-XL
C) HygroGen2-XLケーブルマネジメント #
完全にチャンバー内に被試験機器を設置する場合、ケーブルタイなどを使用してケーブルを棚板に固定し、ドアの予備ポートからケーブルを通すことをお勧めします。ポートは、HG2-B8-Lなどのケーブルグランド用ポートかその他の適切なシーリング/断熱材を使用して密閉することができます。
図7:チャンバードアを通したHygroGen2-XLケーブル管理
D) デシカントセル #
機器はデシカントセルを取り付けた状態で納入されます。デシカントの取り扱いに関する詳細については§8.2を参照してください。
機器は通常デシカントセルを使用します、上部のデシカントセルの再充填(再生)が必要なタイミングで自動的に下部のデシカントセルの使用に切り替わります。機器に “Desiccant Low “と表示されたらデシカントセルを取り外し、乾燥剤の再充電(再生)をして下さい。そのまま放置し下部のセルも同様に消耗した場合、機器は2つのデシカントセルを連続的に切り替え、乾燥剤が再充電されるまで乾燥機能は損なわれたままになります。現在使用中のデシカントセルは、設定画面のデシカントレベルインジケータで確認できます。
デシカントインジケーターの更新間隔は >1分 です。デシカントの取り扱いに関しては、§8.2を参照してください。
E) 外部サンプルループ #
外部サンプリングシステムを使用する場合を除き、サンプルループキャップがしっかりと固定されていることを確認してください。
F) HC2-S制御プローブ #
HygroGen2 のチャンバー条件は、HC2-S または HC2A-S と温度プローブにより制御されます。使用環境や条件、外部基準器を使用しているかどうか係わらず、この制御プローブは定期的な校正が必要です。制御プローブの着脱手順については、§8.1.1を参照してください。
注意
応答速度を上げるため制御プローブは保護フィルターなしで使用してください。