光学式酸素センサー
LuminOx Flow-Through

光学式酸素センサー LuminOx Flow-Through は、プロセス環境からクリーンガスまでサンプルガスを測定することができ、SST社独自開発製造の光学式酸素センサーLuminOxシリーズの一部です。

LuminOx Flow-Through （LOX-02-F）は、LuminOx(標準タイプ)の標準範囲を拡張しより高速な応答を提供します。　フロースルーハウジングスタイルは、密閉されているため、プロセス環境から完全に切り離したクリーンガスのサンプルストリームをセンサーに送ることが可能になります。　フロースルーハウジングスタイルにより、センサーを取り付け場所とサンプルガスの管理とオプションが向上します。

特許取得済みの技術によりSST社は、非消耗型光学式動作原理に基づいた一連のセンサーを製造しています。　SST社のLuminOxシリーズは、同様のアプリケーション向けの電気化学(ガルバニ電池)式など競合技術を使用した酸素センサーより寿命が長く、真空でも使用可能です。
LuminOxは、温度と気圧を補正するためのセンサーを内蔵しているのでユーザーはシステム設計上でこれらを考慮する必要がなく、URAT通信を利用しているので信号調整回路も必要ありません。
SST社独自開発の光学式酸素センサー(特許取得済み)　LuminOx（ルミノックス）シリーズは、発光（ルミネセンス）の減衰進度から酸素濃度を測定します。ジルコニア式や電気化学(ガルバニ電池)式の酸素測定とはまったく異なる手法で、非消耗型のセンサー技術のため長寿命と停電力動作が特長です。また、鉛や電解質液などの有害物質を含んでおらず、RoHSに対応したセンサー構造となっています。また、実質的に交差感度がないため、特定のガスの混合が存在するために他のテクノロジーの信頼性が低いアプリケーションで使用できます。